「愛知ビジネスパークいざ検索!」参加企業、製粉・製めん業の株式会社 金トビ志賀にて昨年から販売している「金トビ夏味(なつみ)のうどん」が、食の国際品評会[モンドセレクション]金賞を受賞しました。
■今回、同社の受賞に伴い営業部の志賀裕志様より
様々なお話を伺いました。
●まずは御社の沿革について教えてください。
当社は大正6年に志賀八五郎が創業し、以来92年余りうどん用小麦粉の製粉、乾麺の製造を行ってきた「全国唯一の麺用小麦粉専門メーカー」です。日本全国の手打ちうどんの名店からの引き合いも多く、うどん用小麦粉専門ゆえの高品質に厚い信頼を頂いております。
原料小麦の仕入れから製粉・製麺までを自社で一貫して行い、伝統の小麦粉と塩・水だけでつくるのが「金トビめん」の特徴です。また、無添加で安全安心な商品づくりにもこだわっています。
●御社の商品に対するこだわりや製造における工夫を教えて
ください。
当社は粉も麺もそうですが、手間をかけた丁寧な仕事を心がけています。生産効率を求め、省いてはならない工程、ゆっくり丁寧に仕上げなくてはいけない作業を、機械式になった現在でも理論は変えずに守り続けています。
小麦粉は、石臼製粉からロール式製粉に変わって大量に麦を挽くことが可能になりました。しかし、機械から発する熱は小麦粉の風味を落とすので、熱が上がらないように機械をゆっくり起動させ、一粒一粒を丁寧に挽いています。
麺は、手打ちうどんの技術に習って機械を独自に改良して製造しています。美味しい麺造りは、すべて手打ちが基本です。この機械は手打ちのどの工程を助けているかを知っていることが本当に大切なことです。
●近年消費者が重視している「食の安全・安心」について、
御社ではどのようにお考えでしょうか。
消費者の食品安全への高まりに対し真摯に受け止め、弊社では、製粉・製麺工場とも平成18年度からISOに取組み品質の安定と向上に取組んできました。4年間かけ会社が変わってきているなと思うのは、社員一人一人が食の安全・安心について意識を深めてきたこと。会社全体で改善・防止に取り組み、内部から改善提案が出てきたことです。金トビ志賀の「食の安全・安心」について次の段階に入ろうとしていると思います。
●この度モンドセレクション金賞を受賞した「夏味のうどん」の
特長をご紹介ください。
「夏味のうどん」は、これからの暑い季節に最適な、冷たいうどんメニューにぴったりのうどんです。もっちりとした食感と麺のボリューム感、そしてのど越しの良さが特長で、ざるうどんやサラダうどんなどの新しい食べ方を提案しています。
●「夏味のうどん」の開発に取組んだ経緯を教えてください。
「夏味のうどん」の開発は量販店等に営業をしている社員らの、「夏場のそうめんやひやむぎと並ぶ季節感のあるうどん商品をつくったらどうか」という提案から、商品化されました。なぜならば、夏でもうどんを好んで食べている方は、結構多くいらっしゃるからです。 ●「夏味のうどん」の開発の際に意識したことはなんでしょう。
麺の形状は、つゆ乗りが良くなるよう平打ちにし、のど越しが少しひっかかるようにし、単調なのど越しを抑えました。 パッケージの裏面には、一般的な食べ方のほかに、夏の冷たい簡単うどんレシピ「豆乳トマトうどん」という金トビオリジナルメニューを載せ、新しいメニューの発信も行いました。これが結構好評です。 ■新しいレシピ■ 豆乳トマトうどん ■今回の志賀様のお話から、同社が長年品質にこだわり続けてきたことと、消費者の目線に立った商品開発に真摯に取組み続けてきたことが、今回のモンドセレクションにおける金賞受賞につながったと伺われました。 ■当社のホームページはこちら↓

夏の暑い日でものど越しがよく、夏の冷たいうどんメニューに合う麺の形状にしたいと思いました。また、暑い日に10分以上の茹で時間は調理する方が大変です。なるべく1分でも早く茹で上がることと、麺の食感を良くするため厚みを持たせることの2点のバランスを考慮して開発しました。

