
工業炉に熱い情熱と冷静な計測・制御を
新和実業株式会社
ScrollMESSAGE私たちの想い
新和実業株式会社は工業炉(金属熱処理設備)の設計・製作、制御装置、および雰囲気熱処理炉のガス分析システムや雰囲気制御などを扱うメーカーです。
熱処理雰囲気分析や制御については、科学的知見に基づいてシステムを構築できる国内有数の技術集団です。
露点計測システム、焼入炉のガス分析・制御システム、電熱式小型流動層炉などのニッチな領域ではトップクラスの実績を持っています。
- 台車式露点計測システム
- 【樹脂射出成形向け】ブレーカープレート洗浄機(PE・PPが付着したブレーカープレートの洗浄用加熱炉)
- 【医療分野向け】電熱式小型流動層炉(Ni-Ti形状記憶合金の形状記憶などの精密加熱用途)
GOODS強み・製品・サービス
PROFILE企業団体情報
企業名 | 新和実業株式会社 |
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業種 | 機械 |
主な品目 | 工業炉本体設計・製作・メンテナンス 工業炉本体に付帯する制御装置(温度・搬送等) 工業炉本体に付帯するガス分析装置およびガス制御装置 露点計測をはじめとする湿度計測装置 ステントなどの医療機器を製造するための加熱炉 |
代表者 | 代表取締役 橋本英樹 |
資本金 | 10,000千円 |
年間売上高 | 250,000千円 |
主要取引先 | アイシン株式会社、相羽ばね工業株式会社、アズビル株式会社、株式会社石川製作所、IKKショット株式会社、いすゞ自動車株式会社、NTN株式会社、株式会社NTN三重製作所、NTNアドバンストマテリアルズ株式会社、株式会社NTN御前崎製作所、オークマ株式会社、株式会社オティックス・株式会社オティックス高岡・株式会社オティックス西尾、株式会社シーヴイテック、株式会社シーヴイテック九州、株式会社シーヴイテック北海道、神栄テクノロジー株式会社、タカラスタンダード株式会社、東邦ガスエナジーエンジニアリング株式会社、株式会社東陽、株式会社東郷製作所、TPR株式会社、名古屋科学機器株式会社、横河電機株式会社 他 |
主要実績 | 自動車メーカー、自動車部品メーカー、ベアリングメーカー等に多数熱処理設備、計測設備を納入 |
PERMISSION特許等
HISTORY沿革
1974 | 橋本幸夫が愛知県豊田市内で創業。 自動車部品、ベアリングなどを中心とした金属製品の熱処理に使われる工業炉を中心とした設備の設計・製作・メンテナンスを中心に事業を展開。現在に至る。 創業以来、工業炉の中でも雰囲気熱処理炉の雰囲気分析・制御についての取り組みは重視してきた。 |
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1980 | 電熱式小型流動層炉を新たに開発、線ばね(特に自動車のエンジンで使われる弁ばね)のヒートセッチング用途で客先に納入。 |
1994 | 名古屋市西区栄生の産業技術記念館(現・トヨタ産業技術記念館)の開館に伴い、自動車館においてトヨタ自動車工業創業期の鍛造現場の展示のために粉炭炉(鍛造加熱炉)のレプリカを製作、納入(現在も展示されている)。 |
1996 | アメリカ・ゼネラルイースタン社製の鏡面冷却式露点計(自動露点計)を採用したガス浸炭炉向けの自動露点計測システムを開発、ベアリングメーカーと自動車のエンジン部品メーカー向けに納入。 |
2003 | ガス浸炭焼入炉の雰囲気ガスの温度、CO分圧、CO2分圧からカーボンポテンシャルの演算を行うパソコン用ソフトウエアCpCalcを開発。販売を開始。現在は希望する方(会社)に無償で配布。 |
2003 | トヨタ自動車様のCVTのベルト(リング・マルエージング鋼)製造のパイロットラインにあった窒化炉の炉内雰囲気の露点計測用途で台車式露点計測システムを納入。その後、トヨタ自動車様向けのをはじめとしたCVTのベルトを生産する株式会社CVTEC様に多くの台車式露点計測システムを納入(現在に至る)。 |
2004 | 日本国内で設計・製造した鏡面冷却式露点計(神栄テクノロジー株式会社製DewStarシリーズ)を採用した台車式露点計測システムを開発。2025年までに約60基を製作、販売。広く熱処理現場で利用される。 |
2005 | 専務取締役(現・代表取締役) 橋本英樹が技術士資格取得(金属部門・総合技術監理部門)。金属熱処理に関わる設備や計測機器、制御機器の製作・販売だけでなくコンサルティングを含めた業務の展開を開始。 |
2006 | 代表取締役 橋本幸夫が工業炉業界に長年貢献してきたことに対し、社団法人日本工業炉協会からその功績を表彰される。 |
2007 | 線ばねの熱処理向けで開発した電熱式小型流動層炉を樹脂の射出成形の現場での現場向けに転用。射出成形機で使われるブレーカープレートやノズル、スクリューに付着した樹脂(ポリエチレンやポリプロピレン)の剥離、洗浄のために積水フィルム株式会社多賀工場向けで販売した(弊社のブレーカープレート洗浄機の第1号機)。 |
2011 | Ni-Ti形状記憶合金を使ったステント製造用のテスト炉として電熱式小型流動層炉SFF-1825を開発、初号機を大手医療機器メーカーに納入。有効加熱領域内で±3℃以内の温度分布を実現し、Ni-Ti形状記憶合金の熱処理要件を満たすことに成功。 |
2013 | 代表取締役社長に橋本英樹就任。代表取締役の橋本幸夫は代表取締役会長に就任 |
2014 | 代表取締役会長 橋本幸夫逝去。 |
2015 | 金属のCOおよびCO2またはH2およびH2Oによる酸化・還元を評価するためのツール、Microsoft Excel版エリンガム図を開発、無償配布を開始。 熱力学データは金属材料(冶金物理化学)の教科書の範囲であるが、CO2・COガス分析計や鏡面冷却式露点計との組み合わせで容易に金属元素の酸化・還元について評価できるツールをなっている。改良やデータの追加はその後も継続している。 |
2017 | ブレーカープレート洗浄機SFF-1825iを開発。その後多くの樹脂メーカー様に納入(現在に至る)。多くの樹脂製造現場でのブレーカープレートの洗浄という難題の解決に寄与している。 |
2017 | 医療用のステントおよびステントグラフトの製造で使用される量産用Ni-Ti形状記憶熱処理炉、電熱式小型流動層炉SFF-3225Sの販売を開始。 日本国内製造のNi-Ti製ステントおよびステントグラフトの多くが弊社製電熱式小型流動層炉により形状記憶処理が行われるようになる。 |
2023 | 医療用のステントおよびステントグラフトの開発用としてNi-Ti形状記憶熱処理炉、電熱式小型流動層炉SFF-1825SLの販売を開始。従来のSFF-1825Sは販売終了。 |
2024 | 新和実業株式会社創業50周年を迎える。 |
2024 | 弊社にて開発したExcel版エリンガム図を名古屋工業大学工学部物理工学科に無償提供。学部3年生の冶金物理化学の授業での利用開始。 |
2025 | 代表取締役 橋本英樹が公益社団法人日本技術士会の月刊「技術士」2025年1月号に露点計測に関する解説記事を発表。 また、2025年3月の公益社団法人日本金属学会の春期講演大会および公益社団法人日本技術士会中部本部化学・繊維・金属部会において、弊社での露点計測とエリンガム図に関する取り組みを発表。 |
2025 | 弊社が提供する露点計測システム(鏡面冷却式露点計)においてフッ化水素が100ppm前後含まれるガスの露点計測が実施できるものを開発、お客様に提供開始。 世界No.1の耐食性を実現した鏡面冷却式露点計による露点計測システム。 |
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